秋桜模様

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2007年 02月 10日 ( 1 )

目標とする女性

こないだNHKの番組に荒木由美子さんという女性が出演されているのを見ました。
始めにその女性の遍歴をご紹介。
1976年、16歳で歌手としてデビュー。
23歳で結婚を機に引退。
その2週間後から認知症の義母の介護が始まる。
さらに数年後出産、子育ても始まる。
2003年、義母が他界され20年続いた介護が終了。
子供も巣立ち、2004年に芸能界復帰。

番組では荒木さんが経験された介護のお話をされていました。
まず認知症は認定されるまでが大変だとか。
老いていくのがある日突然ではないのと同じように認知症も徐々に症状が出てくるのだそうです。
今日なぜかご飯を食べてないと言い出した・鏡と話しているなどがその症状です。
でも嫁としてはお義母さんがおかしいとはなかなか発言しにくいものです。
荒木さんも症状がひどくならないと病院まで連れて行けなかったとか。
病院に連れて行ってもその時は先生の質問にはっきり答えられたりして、余計自分がお義母さんを認知症だと決め付けているように思えた。
その後、お義母さんの行動をメモして先生とコミュニケーションを取り、さらに検査の結果認知症と認定される。
それからは皮肉なもので周りにヘルプを頼めるようになったし、病気と闘ってるんだという開き直りができたそうです。

ここまでの感想。
介護ってやっぱり大変だわ_| ̄|●
初期ってそういえばそういう葛藤も出てくるだろうね。
また立場が嫁姑というのもしんどい。
いくら仲良い嫁姑だといってもそれは大変に違いない。
精神的にかなり苦痛だろうし、そういう強さが必要になるよね。

お話は続いて。。。
それからどんどん症状がひどくなりお義母さんは引きこもるようになります。
旦那さんがある日「みんなでご飯食べようよ。楽しいよ」と扉の向こうから声をかけると、出てくるなり飛びかかってきたそうです。
施設に預けず最後まで自分らの手で看てあげようと話していたご夫婦も、さすがにこの一件から預ける決意をされたそうです。
預けるという行為がどうしても周囲からは「かわいそう」とうつりやすく、荒木さんが最後まで決断できずにおられたとか。
でも自宅で看るというのは並大抵のことではありません。
荒木さんも20代30代をずっと介護で過ごして、さらには円形脱毛症や自律神経失調症にもなりました。
最後はご主人(実の息子)から「もう俺達は出来る限り尽くしたから。これ以上続けると自分らがダメになるからもう手を借りようよ」と提案されたそうです。
ご主人から言ってくれたのは随分助かったと言われていました。

どうしても嫁の立場なのでその方向から見て(聞いて)しまうけど、実はお義母さんの気持ちもいろいろあっただろうと思います。
自分が老いていくつらさ、迷惑をかけているつらさ、どこまでそういうのが感じられるかはわからないけどわかっていたら・・・
さらには20代を好き勝手に生きてきた私(ちょっと語弊があるけどw)としてはこんなに苦労された方にはかなり頭が下がります。
よく耐えた!すごいよ、エライよ。
乗り越えられたのは話からすると夫婦関係がとてもよかったからのように感じます。
ご主人も奥様の話を仕事から疲れて帰ってきてもちゃんと聞き、ねぎらいの言葉を欠かさなかったそうです。
これまたエライ!
そしてなんと言っても奥様の明るいこと!
今またお仕事に復帰され、社会との接点もあるからより光っておられるのだろうけど、47歳には思えないほどキレイでキラキラされています。
内面の美しさがにじみ出ているよう。
敬語もすらすら、話す言葉も丁寧で品があります。
また介護の経験談だとグチになりやすく批判口調にもなっちゃいます。
それが全然そういうのではなく、自分もそうなるかもしれない・老いるという事について考えると自分もつらく悲しくなったというスタンスです。
ステキ☆

これだな、私の目指す女性は。
そう思わせてくれる人に会いました。
かなりハードルが高いですが(^^;高く設定するのはいいことだよね?w
10年後に自分がキラキラしていられますように・・・そんな事を考えさせる出会いでした。
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by akizakura666 | 2007-02-10 16:50 | 雑談